今回の記事はゴッホの本を中心としたおすすめ5冊です。
2023年にはオランダの「ゴッホ美術館」ではピカチュウなどとコラボしたイベントも開催され、今の時代でももさらに認知度を広げているゴッホ。このコラボニュースをきっかけに画家ゴッホを知った子もいるのではないでしょうか。
画家の中でも世界的に有名なゴッホの絵はとても力強く、ひまわりの絵は身近な花なので子どもにも親しみやすいです。その上に、友人とケンカの上に耳を切り落としたという印象的な生涯も印象に残りやすい。
子どもにゴッホのことを聞かれても詳しく答えられない‥‥そう悩む方も、絵画の本を読んで、子どもと新発見してみませんか?絵本を読んでから実際に美術館にも行くともっともっと楽しくなりますよ
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子どもと読みたい!ゴッホ・絵画のおすすめ本5選
おすすめ①ゴッホの絵本 うずまきぐるぐる
こちらの絵本は「小学館あーとぶっく」というシリーズの一冊。
ゴッホの絵を分かりやすく解説した絵本で本中に繰り返し出てくる「ぐるぐる ぐるぐる」という言葉がとてもゴッホの作品とマッチしていて印象的で引き込まれます。
「ぐるぐる ぐるぐる」の言葉は幼児期の子どもにも親しみやすく、全ての漢字にふりがながふっているので低年齢の子でも読みやすい。ゴッホの作品や生涯についても最後のページで解説をしてくれています。
ゴッホの「アルルの部屋」のスケッチを自分で塗り絵にできるページもあり、初めての絵画本におすすめです。
- 種まく人
- 糸杉のある道
- 星月夜
- 夜のカフェ・テラス
- 夜のカフェ
- アルルの部屋
- ひまわり
- 白い雲のあるオリーブ園
- オヴェールの教会
- カラスの群れ飛ぶ麦畑
- 自画像
おすすめ②ケイティとひまわりのたね
こちらもシリーズ本。ケイティのふしぎ美術館というシリーズのうちの一冊です。
この絵本はケイティという主人公がゴッホやゴーギャン、セザンヌの絵の中に入っていくというストーリーです。絵の解説ではなくストーリー仕立ての絵本なので読みやすい。
内容は新たに作られたものですが、実在するゴッホなどの作品を元にしているので美術館に行った時には絵画に親近感が湧きやすいです。ただし、絵本の中に出てくる絵画作品は少なめ。
- ひまわり
- 夜のカフェテラス
おすすめ③ゴッホとゴーガン
こちらも児童書ですが、非常に詳しく描かれています。ゴッホだけでなく、内容の半分は親交があったゴーギャンの解説。
児童書なので全ての漢字にひらがながふっていますが、大人が読んでも新発見が多く面白いです。自画像の時系列もありタッチの変化も一目でわかります。
ページ数も多く、表紙裏にはゴッホやゴーギャンが暮らした国の概要まで書かれてあるので背景含めた広い視点でも人物を理解するのに役立ちそうです。
- 自画像(1889年)
- じゃがいもを食べる人々
- モンマルトルの風車
- クロー平野の収穫
- フィンセントの寝室
- ルーラン夫人の肖像
- オーヴェールの教会
- 黒いフェルト帽の自画像
- 自画像(1887年)
- グレーのフェルト帽の自画像
- 画家としての自画像
- 坊主としての自画像
- 包帯をしてパイプをくわえた自画像
- くつ
- 太陽と種まく人
- 4本のひまわり
- ひまわり(1888年)
- ゴーガンのいす
- ゴッホのいす
- ローヌ川の星月夜
- 夜のカフェテラス
- 夜のカフェ
- 星月夜
- イトスギと星の見える道
- タンギーじいさんの肖像
- アルルの女、ジヌー夫人
- ジョセフ・ルーランの肖像
- 花咲くアーモンドの枝
- アイリス
- あれ模様の空の麦畑
- カラスの群れ飛ぶ麦畑
- ドービニーの庭
- おいらん(渓斎英泉による)
- 日本しゅみ・雨の大橋(歌川広重による)
- ひまわり(1887年)
おすすめ④子どものためのアートブック
30人の画家の考え方や選び方の違いを探っていく本。世界で広く認められバストセラーのなっている美術書「The Art Book」の姉妹編。
ゴッホだけでなく、名画にについて「なんで、こんな表情なのかな?」「どうしてだろう?」と口語で問いかけてくれるので読む側に深く絵画を知るきっかけを与えてくれる本です。
- 耳を切った自画像
- ひまわり(1888年)
おすすめ⑤小学館の図鑑NEOアート図解はじめての絵画
こちらは2023年に小学館の図鑑NEOシリーズから出た新しい本です。
子ども向けの図鑑ですが、280ページと分厚くゴッホだけでなくたくさんの有名な絵画が載っています。小学館の図鑑NEOシリーズにはDVDが付いているものもありますが、こちらはありません。
内容は、絵画の解説だけでなく「大きさくらべ」や「素材と技法」「帽子コレクション」など様々な観点から記載されており、何度見ても飽きません。
カバー裏にまでゴッホやルノワールなど有名な画家たちのパレット写真もあり、性格や特徴を推測するのも楽しいです。
- 麦わら帽子の自画像
- 夜のカフェテラス
- ひまわり(1888年)
- 星月夜
- 日本趣味・雨の大橋
まとめ
【ゴッホ】大人も新発見!子どもと読みたい絵画の本〜おすすめ5選
- ゴッホの絵本 うずまきぐるぐる
- ケイティとひまわりのたね
- ゴッホとゴーガン
- 子どものためのアートブック
- 小学館の図鑑NEOアート図解はじめての絵画
有名な絵画は何となく知っていても、作品が作られた背景や人物像については大人でもくわしく知らないですよね。
子ども向けの本ならば分かりやすく説明してくれているので、親子で読みやすいです。特にゴッホはひまわりを中心に力強いタッチなので子どもも親しみやすい。
本を読んでから美術館に行くと、もっともっと楽しめるのでおすすめです!
それでは最後までお読みくださりありがとうございました。
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