こんにちは、サイト運営者のきりんです。
今回紹介する「ワクワク!かんたん!おうちSTEAM」という本は、
「STEAM教育を取り入れたいけど、どういうことをすれば良いのかわからない」人向けの本です。
最近よく聞くようになった「STEAM教育」。
「何か良さそうな教育だけれど、どんな教育だろう?」
「STEAM教育って家でもできるのかな?」
そう疑問に思っている方も多いと思います。私もその一人でした。
その時たまたま見つけたこちらの本。
この記事を読むと、このようなことが分かります。
✔️STEAM教育とは何か
✔️どのようなことに配慮して書かれている本か
✔️他の工作・実験本と異なるところ
これからレビューしていきます!
STEAM教育とは
S・・・Science(科学)
T・・・Technology(技術)
E・・・Engineering(工学)
A・・・Art(アート)
M・・・Mathematics(数学)
これらの頭文字を組み合わせたものです。
今までばらばらに学ばれてきた理数系の分野を、体験をベースに横断的に学び、そこにさらに創造的教育を加えることで、「知る(探究)とつくる(創造)のサイクル」を生み出そうという教育で、今世界的に注目されています。
ワクワク!かんたん!おうちSTEAMより引用

文部科学省含も推進している教育だよ!
つまり、小さい頃から探究心や好奇心を持ち、深い学びをしましょう!ってことです。
ワクワク!かんたん!おうちSTEAM
- 2022年6月30日発行
- 株式会社くもん出版
- 定価1,980円(税込)
- ページ、26センチ
- アクティビティシート付
- アクティビティノート付
「ワクワク!かんたん!おうちSTEAM」は30のアクティビティを中心に構成されています。
そして、各アクティビティのページには「STEAMのどの分野に強いか」「難易度」「必要な時間」が記されており取り組みやすさが分かります。

対象年齢は?

対象年齢は4歳〜小学校低中学年と記載がありました。
多くのアクティビティではさみを使ったり、考えたりするので4歳からになっているのかもしれませんが、親が用意してあげるのなら、それ以前でも楽しめるものはたくさんあります。
実際、本文中にも「就学前から」の好奇心を元にした学びが大切だと提起されています。
他の工作本・実験本と異なるところ
アクティビティの中には、初めて知ったものや昔からあるものもありました。

我が子も「これ幼稚園でやったことある!」と言っていました。
ただ、工作や実験のアイデアが載った本はたくさんありますが、こちらは「親の心構え」「STEAM教育の視点」が記載されているという点で、他の工作・実験本とは異なります。

実験をしていると、親は経験から結果を知っているので口を出したくなったり、導きたくなったりしますよね。
でも、こちらの本曰く「親は対等な遊び仲間」です。
実際にやってみた(6歳・3歳)
我が家の好奇心旺盛・工作好きな6歳と、まだ自分で考えることは練習中の3歳と一緒にやってみました。
まず、本を見ただけで6歳の子はハイテンション!
あれもこれもやりたい!と言い出し、親としてはその好奇心のまま好きなだけやらせてあげた方がいいのか、じっくり考えるために少しにした方がいいのか悩みました。
とりあえず、「難易度が一番低いもの」を2つ取り組んでみることにしました。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、二人ともとっても楽しく取り組みました!

そして、取り組みながらも「○○でも同じことができそう!」「これは何角形?」など早速アイデアや探究心が出てきたようです!

3歳の下の子も、作り出すものや、その変化に楽しんでいました!
何より親もSTEAM教育の心構えを理解した上で取り組んでいるので、普段よりゆったりしています。笑

普段の工作や実験なら「こうしたら?」「○○なんじゃない?」と導いてしまいます・・・。
そして、アクティビティ後にはノートに結果も記載。

ノートに記載するのは面倒くさがるかな?と思っていましたが、よほど楽しかったようです。

本文中にもありますが、我が家も以前から活用している食紅がおうちSTEAMにとっても活躍してくれます!

食紅は以前、スーパーで一色ずつ購入しましたが探すのに苦労した経験があります・・・。100円均一にも色が揃っていない・・・。こちらは液体で使いやすいのでオススメです☆
まとめ
STEAMは、(科学、技術、工学、アート、数学)を組み合わせた造語で、これらの分野を体験的に学び、子どもの好奇心や探究心を引き出すことができる教育です。
この「ワクワク!かんたん!おうちSTEAM」は、自宅で簡単にこのSTEAM教育を実践することができる本でした。
親の心構えや声かけも記載されているので、STEAM教育の導入本としても、夏休みの自由研究にもとてもおすすめです!
この夏、子どもと一緒にSTEAMでワクワクしてみましょう♪
発行元のSTEAM JAPANのホームページ▷▷▷https://steam-japan.com
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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