こんにちは、サイト運営者のきりんです。
毎月のように旅行に行く、新しいところが大好きな我が家ですが、最近「旅育」という言葉に出会いました。
一方で‥‥、
子供が小さい時の旅行って意味ない?
このような声があるのも事実。そこで、今回の記事では家族旅行を効果的なものにするために旅育とその効果について掘り下げて見ました。同じく旅好きなパパ・ママの参考になれば幸いです!
- 旅は知識・好奇心の向上などが期待
- 子どもと準備をすると、想像力向上
- 子どもが小さいうちの旅行も家族の心に残る
- 旅を通して親子で成長できる
- 旅行好き2児の母
- 海外は16カ国訪問
- 2023年は20泊
- 島が好き
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旅育とは
旅育とは、旅行で得られる経験を通じて、子どもの心の成長や経験に繋げることを言います。
村田和子氏が提唱する旅育メソッド
旅行ジャーナリストの村田和子氏は自身の著書「旅育BOOK」の中でこのように表現しています。
旅育とは旅を通じて子どもの「生きる力」を育むこと。生きる力とは「自己肯定力・コミュニケーション力・知恵を育む力」とする。
村田和子氏著 旅育BOOKより引用
旅育に適しているのは幼児や小学生の時期
さらに、村田氏は旅育に適した時期をあげています。
親が働きかけるという特性から、言葉を理解する3歳頃から、基礎的な脳ができあがる9歳頃までをゴールデンエイジとしています。
村田和子氏著 旅育BOOKより
旅育の3つのメリット
①知識が増える
- 北海道は真夏でも涼しかった
- 石垣島の海でウミガメに会えた
- 京都には赤い鳥居やお寺がたくさんあった
- 東京には人が沢山いた
これらは、当時6歳の我が子から出た発言ですが、全て自分の目で見て肌で感じたものです。
小さいうちは、ひとつひとつがの小さな知見でしかわかりませんが、いつかそれが繋がって線となり、集合体としての知識になる時がきます。
やはり、本などで知る頭だけで覚えた知識より、肌と心も含めて感じた知識の方が忘れません。
そして、8歳になった今も地理や文化に興味が増し、47都道府県名やその土地の名産品などグングン吸収しています。
\我が家もよく見ています/
②探究心・好奇心の向上に役立つ
大人以上に子どもは、新しいものに出会い触れると、
もっと知りたい!
と思うことが多いですよね。
旅先で新しい環境や食べ物、人々と出会うことでワクワクし、多感な時期にした経験は好奇心や探究心の向上にもつながります。
③親子の会話や笑顔が増える
昨今では大人も子どもも日常に追われて、ゆっくりと親子で話す時間がとれない家庭も多いのではないでしょうか。
毎日、タスクをこなして行くことで精一杯。
しかし、旅行中は仕事・家事から解放されるので親子で会話をする時間が増えます。一緒に動物に触れ合ったり、美味しいご飯を食べたり。
丸一日食事を作らなくていいだけでも、何だか解放されたような気分〜。
旅育おすすめスポット
「子どもが行きたい場所」か「親が行きたい場所」、どちらで選んでもいいでしょう。
子どもが楽しいと親も楽しいし、親が楽しいと子どもが楽しいものです
こんな場所がおすすめ
- 自然や動物に触れ合える所
- 公園やプールなど体を動かす場所
- 博物館や科学館など好奇心をくすぐるところ
- リラックスできるような温泉
旅行前後の旅育のポイント
旅行前
子どもと一緒に行く先を本や雑誌でリサーチする
我が家では、旅行前に行く場所や宿泊先をYOUTUBEで見てから出かけます。
名物の食べ物や特徴を紹介してくれるものも多いので、子どもも視覚で見てイメージがしやすいです。
Instagramなどでも情報がGETできるね♪
SNSで情報がたくさん取れるようになった最近では、旅行前にガイドブックを購入することも少なくなったかもしれません。
しかし、SNSで得られる情報は体験した方の一次的な情報であり、又小さな範囲の情報になってしまいます。
そこで、一冊、日本全国の地図が載っているものを持っておくと地理の学びにもなります。
\我が家で使っているのはこちら/
こちらの「都道府県大百科」は、各都道府県の情報が1〜2ページなので深い情報は載っていませんが、全体像を把握するのにとても役立ちます!ご当地の食べ物や特産品も載っているので、子どもにも分かりやすいです。
また、同じくるるぶ発行の「都道府県いちばんかるた」は遊びながら各都道府県の特徴を学ぶことができます。
準備を一緒にする
旅行前に大変な準備。可能ならば一緒に楽しみながら準備をするのがおすすめ。
- 行く先の気温
- 旅行時の天気
- 必ず必要なもの
- 万一の時の準備
予測しながら準備することで、子どもの想像力も働く上に楽しさが膨らんできます。
旅行当日
何もしないことを楽しむ旅行でもいい
旅行前にいろいろ計画していたけれど、当日になって気持ちが変わってしまうこともあるでしょう。そんな時は無理せず家族の希望を優先するのも◎
我が家の話。
沖縄の石垣島に行った時のことです。
次の日は離島に船で行き、水牛に乗る予定でした。ところが、移動が嫌なのでホテルでいたいと言い出した子どもたち。
結局、次の日は一日何もしない日にし、ホテルで過ごしました。体験はできませんでしたが、家族でホテルでの〜んびり過ごし、沢山笑って家族全員が満たされた一日となりました。
写真をたくさん残しておく
子どもが小さい時の旅行は特に、写真をたくさん撮っておくことをおすすめします!
思い出は心の中に‥‥♡
というのも一理ありますが、写真を撮ることで後からでも思い出すことができます。「写真があるから思い出せる」という経験をしたことも多いのではないでしょうか。
子どもも同じ。
家族で旅行に行ったということを、形としても残していけたらいいですね。
旅行後
本や雑誌を振り返る
旅行前に見た本や雑誌があるのであれば、それを子どもと見返して見てください。現地で食べたものや見た景色がさらに記憶に残るはずです。
飛行機や電車で出かけた場合は、乗り物関連の本でもいいですね。実際に乗って、本で見る。すると次回はもっと知識が深まります。
\我が家でも大活躍!乗り物好きにおすすめ/
写真を一緒に見返し、フォトブックや写真立てに残す
旅行中に撮った写真は携帯だけにしまわずに、フォトブックや写真立て・パネルにしてみましょう。
何度も旅行の思い出を振り返ることができるし、自分が写った写真が暮らしの環境下にあると、子どもは愛されていると実感するそうです。
気に入った購入品があれば、旅先の余韻を楽しむ
もし、旅先で何か気に入った購入品があれば、帰宅後も余韻を楽しめます。
個人的には、香りのするものがおすすめ!
我が家は、旅先で気に入ったシャンプーやアロマを購入して帰ります。そうすることで、旅の余韻に浸ることができ、幸せな時間が長く続きます。
小さい頃に旅行しても覚えていない?旅行に行っても無駄?
子どもの時の記憶って覚えていますか?
よほど強烈な記憶でない限りは小学生前後くらいからしか覚えておらず、それも曖昧なことが多いです。
子どもが小さい時って旅行に行っても覚えてないし、もったいない‥‥。
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、
全員が同じように覚えていなくても、誰かの記憶に残るならそれで良し
我が家はそう考えて、旅行を続けています。
- 初めて行ったディズニーでお漏らししちゃった
- かまぼこ作り体験はドロドロになって大変だった
- 丹波篠山の星空は綺麗だった
など、心に残るポイントは家族であっても、異なるものです。必ず全員が同じ熱量で心に残るかといえば、そうではありませんよね。
家族の「誰か」の記憶に残ればそれは「思い出」となります。
子連れで大変な思いをしたことも、過ぎ去ってみれば笑える思い出になっていることでしょう。
ただ、子どもが小さいなら、なおさら「写真」を撮って置いて欲しいと願います。
後から、子どもと一緒に振り返って笑いましょう。
結論
旅育とは、旅で得られる経験を通じて、子どもの心の成長や経験に繋げることです。
そこには、子どもの好奇心や探究心を刺激するだけでなく、親自身も日常から離れてリラックスができます。
子どもが小さいうちにいく旅であっても、家族の記憶に残るので思い出が増えるといえるでしょう。旅行の計画から、旅行後の振り返りまで、いい思い出となるように願っています。
さぁ、家族で出かけましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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