洋書を読んでみたいけど、何を選んでいいか分からない‥‥。
この前読んだWonderがとっても良かったよ!
こんにちは!先日、人生で2冊目の洋書を読んだ管理人のきりんです。洋書を読んだきっかけは、初めてのTOEICの後、無性に多読がしたくなったから。
TOEICの結果は650点という、微妙な結果に終わりましたがその点数でも Wonder読みきれました!そして、それだけでなく、最後は感動して泣いてしまう程。
私のような洋書初心者に、とってもおすすめな一冊です!!
ちなみにTOEIC650点は英検2級程度。高校卒業くらいの英語レベルです。
- 洋書を初めて読む
- 分かりやすい本が読みたい
- 普段、洋書は読みきれない
- 心に残る洋書を探している
- 多読してみたい
- 二児の母
- やり直し英語8年目
- TOEICは2022からレベルチェックに受験
- 650点(2022年)、710点(2023年)
\ 試してみる /
>>>>>他の洋書も探してみるWonderのあらすじ
発行年:2013年/著者:R.Jパラシオ/ページ数:320
主人公のオーガストは生まれつき顔に障がいがある10歳の少年。今までは、家で学習をしていたけれど、初めて学校に通うことになります。今まで同様、その見た目から学校でも「バイ菌」扱いをされたり、怖がられたり。それでも、オーガストの中身を知り少しずつ友達が増えて行きます。又、障がいがある弟を持つ姉のヴィアの気持ちや、オーガストに対する友人ジャックの心境が第一人称で書かれており、それぞれの思いを含めたストーリーも必見。
Wonderの難易度・レベル
元々、児童書のWonder。
ネイティブであれば小〜中学生くらいが読む本です。
TOEIC650点の私でも読めました!
さすがに、完全に理解しながら読むことは難しいですが、それでも1ページに1〜2個くらいしか知らない単語がなかったのでストレスなく読めました!
Wonder が初心者におすすめな3つの理由
理由①題材が家庭と学校である
wonderは洋書ではありますが、10歳の少年が主人公で学校と家庭が舞台です。
内容も、いじめや友達関係、家族の絆。
子供の頃、誰しもが大なり小なり経験があるのではないでしょうか。
- 学校に行きたくない
- いじめられた
- 仲がいいと思っていた友達に悪口を言われた
- 友達が守ってくれた
- 大好きなペットが天国へ行った
- 卒業式の日にいいことがあった
- 友情が広がった
共感できることが多いので、wonderは多くの方の心に刺さるのでしょう。
理由②登場人物の視点が変わるので、飽きにくい
wonderは8つのパートで構成されており、そのパートごとに視点が変わります。
part1:オーガスト(主人公)
part2:ヴィア(主人公の姉)
part3:サマー(主人公の友人)
part4:ジャック(主人公の友人)
part5:ジャスティン(姉のボーイフレンド)
part6:オーガスト(主人公)
part7:ミランダ(姉の友人)
part8:オーガスト(主人公)
この切り替えが、面白い!
主人公のオーガストから見る日常はもちろん、障がいがある弟をもつ姉のヴィアの目線での気持ちも知ることができます。
子どもを持つ親なら、心配性な母親とたくましく育って欲しい父親の気持ちも理解できるのではないでしょうか。
理由③一つの区切りが短い
8つのパートに分かれている上に、その中の場面も1〜5ページほどで変わります。
それぞれの場面にタイトルがついているので、読みやすい!
話が長すぎて、どこで区切ればいいか分からないということはないでしょう。
毎日少しずつ読むにはちょうどいいです。
今日は疲れているから、1つの場面だけ〜ってやりやすい!
理由④口語が多いので理解しやすい
状況を説明してくれている箇所も多いですが、全体的に口語が多いです。
その為、とっても読みやすい!!
そして、オーガストがメールで友人と仲直りするシーンでは、
子ども同士のメールはこんな感じなんだ〜!
と、新たな発見がありました。
TOEIC問題ならビジネスメールしか出てこなかったもんね。
Wonderを読む時の4つのポイント
ポイント①事前に概要は把握しておく
事前に、どのようなストーリーなのかは把握しておくことをおすすめします。
今回のwonderであれば「疾患を持つ少年が、学校生活での困難を乗り越えるストーリー」くらいでいいでしょう。
SFなのか、恋愛なのか、概要を知っておくだけでストーリーの把握具合が変わってきます。
深く事前に知っておきたいなら、日本語訳もあるのでそちらを読んでおいてもいいですね。
>>>>>他の洋書も探してみるポイント②分からない単語があっても調べない
これ、とても重要です!
思い出してください。
子どもの時、少し難しい本を読んで出会った「熟語」や「言葉」は調べなくとも何となく頭に入ってきてましたよね?
前後の文脈でイメージできるはずです。
私は1冊目に読んだ洋書「who moved my cheese」は全ての単語を調べて読みました。
結果、日本語に毎度中断され読み終わった後も、
ん?何が言いたかったんだっけ?
と、なってしまいました‥‥。
その為、どんどん読み進めて行き、どうしても気になる単語やその意味がわからないとニュアンスが掴めない単語だけ調べましょう!
私は文中に何度も出てきた「shrug:すくめる」がどうしても気になったのでこれだけ調べました。
ポイント③音読をする
可能ならば、音読をしながら読むことを強くおすすめします。
音読は目と耳と口を使います。
分からない単語が出てきても、気にならない限りはフォニックスから自分の考える発音で読んでいました。
こうすることで、目だけで読む以上に頭に内容が入ってきます。
時間はかかってしまうけど、構文が頭に入りやすかったよ。
反面、あまり文の構造を考えすぎないことも大事です。
考えすぎす、記載されているままを受け入れてみましょう♪
ポイント④キャラクターになって楽しみながら読む
音読をしながら、ぜひパートごとに登場人物になって読んでみてください。
それぞれの感情が驚くほど、理解できます。
一つの出来事でも、自分の思いと相手の思いが異なること、実生活でもありますよね。
相手の気持ちを知ると、納得。
初めは淡々としていますが、友達と喧嘩をしたり大好きな犬が天国へ行ったり‥‥。
不思議と声を荒げたり、悲しくなってしまうんですよね。
最後のパートは、感情移入しすぎて涙で目がかすみながら読みました‥‥。
ポイント⑤読みにくい日は無理をしない、乗ってきたら一気に読む
なかなかストーリーに入り込めない時、疲れている時はノルマを決めずに読むのをやめましょう。
私自身も、主人公のオーガストに左右されたのか、学校に行きたくない時はあまり乗らず、最後の友情が生まれるシーンは一気に読みました。
日本語の本と同じですね。
Wonderの読書後に得られたもの
- 読み終えた達成感
- 洋書が読めた自信
- ストーリーに心温まる感情
- 英語の言葉の組み立て方
毎日少しずつ読み進めてたので、読み終えたのは2ヶ月後。
ちょっと長すぎ‥‥?
それでも、飽きることなく読めました!
読み終えた後は達成感や自信はもちろん、とっても心が温かくなりました‥‥♡
そして、音読効果なのか、英語で独り言を言う時もニュースを聞く時も、言いやすいし聞きやすい!!
知らない単語や文の構造にこだわり過ぎず「言葉」として英語を理解することに、一歩前進することができました。
【まとめ】児童書Wonderは大人の英語学習者におすすめ
洋書Wonderは、10歳の障がいを持つ少年の学校と家庭を舞台にした心温まるストーリー。
TOEIC650点の私でもストレスなく読めました。
他にも、区切りが短かったり、姉や友人の視点で展開するパートがあったりと飽きのこない内容になっています。
音読しながら読むと、英語学習の効果も高まるのでおすすめです。
気になる方は是非、読んでみてくださいね。
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました!
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