こんにちは、サイト運営者のきりんです。大人のやり直し英語をはじめて7年目になりました。
やり直し英語6年目に初めて受験したTOEICは650点。基本の文法は分かっているはずなのに、TOEIC試験では「自分の答えが合っているか間違っているかハッキリしない
」という状況にがっくり。特に文法問題から始まるリーディングが足を引っ張る結果となりました‥。時間配分が要だと言われているTOEICでは文法問題のパート5、6は正確な判断と迅速な処理能力が求められます。
そこで、2回目の受験前に「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 」を徹底学習。3周以上することにより本番では時間配分通りにパート5、6をスラスラと解くことができました!
昨年のTOEIC試験で650点だった私にとって、でる1000問の内容は「少し難しいけど楽しい!」と感じるレベル。けど、全体のうち数問は何度解説を読んでも分かりませんでした‥。
もっとスコアが上がればわかってくるかな、と思っています。
でる1000問をやりこんだ2回目のスコアは前回(650点)から60点アップ。そして何より「文法の理解」の項目が大幅にアップ!!やはり「でる1000問」で徹底的に勉強をしていて良かったです。
アマゾンのTOEIC(文法)関連書籍部門にてベストセラー1位にもなっているTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 ※2024年2月現在。
この本の内容さえ自分に落とし込めば、TOEIC対策に他の文法問題は不要と思えるほど解説も端的で分かりやすく完結しています。
TOEICの文法問題の参考書選びに迷ったら、とってもおすすめです!
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TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問の概要
- 著者 TEX加藤
- 出版社 株式会社アスク出版
- 出版年 2017年(2022年 第22刷)
- 問題数 1049問(模擬試験13回分含む)
- 別冊あり(本冊子の問題をランダム掲載)
- ページ 656ページ
- 音声 あり(無料ダウンロード可能)
TOEICテスト内での文法問題
TOEICテストはリスニング問題(パート1〜4)100問、リーディング問題(パート5〜7)が100問合わせて200問。その中で文法問題は主にパート5と6に出題されます。
文法問題のパート
問題数 | 目標時間 | 1問にかける時間 | |
パート5(短文穴埋め問題) | 30問 | 10分 | 20秒 |
パート6(長文穴埋め問題) | 16問 | 8分 | 30秒 |
文法問題から始まるリーディングでは、はじめのペースを予定通りに進められるかが鍵になってきます。
上記の通りパート5、6では1問にかける時間が短く、迅速に判断・処理をしなければ高得点は狙えません。
ただし、TOEICには出題傾向があり、これを見抜けばある程度の割合で正解を導き出せるようになってきます。
「何が問われているのか」を見抜くには、練習量(=たくさんの問題を解くこと)をこなすのが一番有効。
この練習量にぴったり対応するのが「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」なのです
文法問題の中で問われるパターン
- 語彙
- 品詞
- 動詞
- 前置詞
- 接続詞
- 代名詞
- 関係詞
- その他
この中で圧倒的に出題数が多いのが語彙問題と品詞問題。語彙に関しては文法書だけでなく単語帳での勉強も必要になってきますが、品詞問題については「文法問題でる1000」を徹底的に勉強すれば攻略できます。
文法問題でる1000問が向いている人
- とにかく文法問題の量をこなしたい方
- 文章問題の基礎を理解している方(500点以上が目安)
- スキマ時間に勉強したい方
- パート5、6の時間配分が不安な方
- 音声でも文章を確認したい方
「文法問題でる1000」は問題数が多いですが、基本的な文法(文型の説明)はほとんど記載がありません。本冊子にも500点以上の方を対象にしている旨記載されています。その為、基本的な文法に自信がなけれ文型の解説がついた文法書からスタートすることをおすすめします。
\ネイティブの感覚がつかみやすい!/
文法問題でる1000問の使い方
※苦手な分野が分からなければ出題数が多い第一章(品詞問題)から解く
※間違った場合は解説ページにそのアルファベットを書く
※分からない単語は普段使用している単語帳で調べてでる1000問の解説ページに書き込む
※後半の模試13回分は必ず時間を測りながら行う
※何度も間違うところは付箋をつけ、集中的に見直す
TOEICの本試験まで時間がない方は苦手分野から行うことをおすすめします。苦手分野が分からなかったり、日数に余裕がある場合は問題数が多い順に第一章から並んでるのではじめから解いていきます。
そして、「文法問題でる1000問」は見開きに問題と正解が記載しているので解いた後は解説ページに○か×だったかを記載。もし×だった場合は、自分がどの選択肢を選んだかも記載することが大切です。
間違った選択肢を記録することで、自分が間違いやすい傾向も分かってきます!
以上を繰り返していくのですが、途中で分からない単語が出てきた場合は普段使用している単語帳で調べて解説ページに書き込みます。
こうすることで、単語帳の復習もできて覚えるチャンスが増える!
これを最後まで行なっていきます。
そして、この本の特徴である「問題数が多い」ゆえに挫折しそうになりますが、一周目を乗り越えると自信がつくうえに知っている問題ばかりになるので二周目以降はぐんと楽になっているはずです。
できればTOEIC本試験前に3周以上は行いたいところ。繰り返すごとに一周する期間が短くなっていくのを感じるでしょう。
繰り返し間違う問題は付箋をつけて何度も見直すのがおすすめです。
\文法問題が不安な人はぜひ/
文法問題でる1000問を勉強して良かった5つのこと
①とにかく問題数が多い
「文法問題でる1000」は圧倒的な問題数なので繰り返し解くうちにTOEICの出題パターンが体感的に分かってきます。各章ごとに「品詞問題」「動詞問題」などパターン分けしてくれているので、さらに分かりやすいです。
見開き構成なので、左ページの問題を解いた後は右ページにある正解・解説で答え合わせができ、別ページや別冊を開く必要はありません。そのため、淡々と問題をこなしていくことができます。
淡々とこなすだけで頭に入る?
でる1000問の解説は金フレでもお馴染み、TEX加藤氏。
端的な説明と雑学も混ぜてくれるから頭に残りやすいよ!
解説では、ダメな選択肢とその理由やTOEIC試験で問われやすいポイントも繰り返し説明してくれているので理解が深まります。
②通し番号が振られているので、進捗状況を把握しやすい
「文法問題でる1000問」はその名の通り1000問の問題数!‥ではなく、正確には1049問あります。笑
後半の660問〜は13回分の模擬試験形式。それまでの前半は一問一答の設問形式です。分厚い参考書なので、毎ページごとにある「ランニングマン」のイラストは自分は今どのあたりまで勉強できているかの把握にも役立ち、自信にもなります。
分厚い参考書なので途中で挫折しそうになりますが、通し番号で全体を把握できるのは助かります。
③問題冊子の後半は時間制限付きの模試13回分が掲載
後半の模試13回分はそれまでの内容とは別の問題です。30問、10分の時間制限で解いていきます。
解説には3段階の難易度も掲載されているので、自分が間違った問題が「難しい」のかどうかも分かります。難しい問題はともかく、易しい問題は必ず抑えておきたいですね。
13回分の模試の中でも難易度が違うの?
そうだね、最後の13回目は特に難易度が高い問題が多かった〜。一問ごとに難易度を振ってくれているんだけど、「難」が多数。笑
本番も、難しいかもしれないからいい刺激にはなったけどね。
そっか〜。分からないなかでも正解を導く力は本番にも必要だもんね。
他に気をつけることはある?
あと、模試の時は必ず時間を測りながらね!
体感的にどのくらいのスピードで解く必要があるか分かるようになるよ!
④外出用やスキマ時間に勉強できる別冊がついている
こちらの「文法問題でる1000問」、充実した問題数なので非常に重く分厚いので持ち運びにはあまり向いていません‥
。その為、外出用の別冊が付いてきます。別冊は本冊子の内容(模試含む)をランダムに掲載したものです。
とても薄いので解説は掲載されていませんが、本冊子の通し番号とページ数が振ってあるので、帰宅後に解説も確認しやすいです。
本冊子もカバーを取るとおしゃれなカラーが地味に嬉しい。
⑤試験後は音声学習もできる
「文法問題でる1000問」はTOEICのL&R対策の本ですがアプリで音声が無料ダウンロードできます。これを使って、シャドーイングを含む発音練習までできるので試験後や息抜きをしたい時におすすめです。
TOEICの点数だけを上げたい場合は「読む」だけでもいいですが、英語力を総合的に上げたい場合はスピーキングの練習にもなりますね。
- ブラウザからダウンロード
- アプリ(abceedまたはaudiobook.jp)をダウンロード
・ ・ ・
\英語も聞ける/
文法問題でる1000問のイマイチなところは2つ
①この一冊だけでは文法解説は補えない
「文法問題でる1000」はTOEICスコアが500点以上の方を対象にした本です。そのため基本的な文型の説明はほとんどなく、文法が分からない場合は他に基礎的な文法書が必要になってしまいます。
文法の基礎から学び直したい方はこちらがおすすめです。口語体で書かれているので読みやすいだけでなく、前置詞などネイティブの頭の中のイメージがイラストで分かりやすく書かれています。
\ネイティブの感覚がつかみやすい/
②TOEICで狙われやすいポイントを図解したものが欲しい
品詞の法則を記載してくれたものはあるのですが、欲を言えばTOEICで問われやすい品詞をまとめた図解が欲しいなと感じました。
例えば「可算名詞と不可算名詞」や「ーal」で終わる名詞など。それぞれの解説には記載しているのですが、自分でまとめなければいけませんでした。
まぁ、その方が覚えるんですけどね‥。
【結論】実際のTOEICテストで「でる1000問」の効果は発揮された!
「文法問題でる1000」問を3周以上、苦手な問題は5周以上して臨んだ2回目のTOEIC試験ではパート5、6に関しては自分でも驚くほどスラスラと解くことができました!特にパート5は、理想とされる10分以内に終わりここまでの時間配分は完璧。
ただ、その後の未対策であったパート7では時間配分ができずボロボロに‥‥。笑
次の対策はパート7となりそうです‥!
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 」はTOEICの文法対策において必要だと感じた2回目のTOEIC受験。集中的に文法を勉強した結果がスコアアップにつながりました。
でる1000問は問題数が多すぎて挫折しそうになる、ということもありますが、やはり練習量をこなす目的としては最適の参考書です。スコア650点の私自身も少し難しいけど楽しいと感じる難易度。
スコア500点以上の方は試す価値がありそうです
皆さんもTOEIC試験がうまく行くことを願っています!
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。
でる1000問を使った2回目のTOEICのスコアは前回(650点)から60点アップ。そして何より「文法の理解」の項目が大幅にアップ!
!やはり「でる1000」で徹底的に勉強をしていて良かったです。\基礎文法を理解している500点以上の方向け/
この「でる1000」の内容を英語メディアの文殊-MONZYUさんにインタビューされました☟!
\みんなのTOEIC対策が載ってる文殊はこちら/
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