
子どもに英語を聞かせているけれど、これからどうやってアウトプットしたら良いんだろう?
最近では、おうちで子どもと英語に触れるご家庭も増えてきました。
ちまたには、子ども向けのインプットができる英語教材がたくさんありますよね。
インプットを続けていると次に出てくるのが‥‥アウトプット問題。
インプットはYOUTUBEやアプリ、絵本などでできても実際の会話は「人」と話さないとなかなか身につきません。
今回の記事では、2つのアウトプット方法である「英会話教室」と「オンライン英会話」を比較しました。

我が子は英会話教室と、オンライン英会話の2つを行なっています。
送迎が必要な英会話教室から自宅学習のオンライン英会話に切り替えたい我が家。
しかし、うまく切り替えられずにいるのは、どちらも違う良さがあるから。
結論としては、英語の導入は同年代と遊びながら学ぶ「英会話教室」を選択し、本人が英語を好きor英語の必要性を理解してからは「オンライン英会話」をおすすめします。
英会話教室はそれぞれのやり方があり、一概には言えませんが今回は我が子が通っている教室と大手のECC(※4•5歳コース、小学校低学年コース)を参考にしました。
年齢は、就学前〜小学校低学年を想定しています。
英会話教室とオンライン英会話の比較
我が子の英会話教室 | ECC | 一般的な オンライン英会話 | |
---|---|---|---|
時間 | 50分 | 50〜60分 | 30分程度 |
月額料金 | 8000円 | 8000円〜8,800円 | 約3000〜 |
回数 | 週1回 | 週1回 | 週1〜3回程 |
生徒の人数 | 定員5人 | 定員8人 | 1人 |
講師 (発音) | ネイティブ | アメリカ外国人講師 (ネイティブかは不問) | 会社・講師による |
講師の質 | 一定 | 一定 | 予約した講師による |
送迎 | 必要 | 必要 | 不要 |
アウトプット量はしっかり受けるとオンライン英会話の方が多い
一般的な英会話教室の授業時間は50分程度で、集団でレッスンを受けます。
一方、オンライン英会話は30分程だけれど、基本的にマンツーマン。
我が子のようにオンライン英会話でも、沈黙を貫く場合は別として(笑)、子ども1人がアウトプットをする量はオンライン英会話の方が多いでしょう。

オンライン英会話は良くも悪くも「逃げられない環境」かも。笑
ただし、英会話教室では他の友達が喋っている(アウトプットしている)のも聞くことができ、刺激になります。
又、多くの教室で低年齢の場合は「ゲームなどの遊び」を英語学習に取り入れていますが、それも友達とできる楽しさがあります。

友達とゲームをしている時は、言語関係なく楽しそう♪
オンライン英会話でもゲームを行う場合もありますが、基本的に講師とマンツーマンなので友達とするような楽しさは得られないでしょう。
料金はオンラインスクールの方が比較的安いが、その場合は非ネイティブが多い
英会話教室の場合、料金は他の習い事と同様に数千円程度かかってきます。
しかし、オンラインスクールの場合は約3,000〜約15,000と、幅広いです。
安いオンラインスクールの場合は、フィリピンなど非ネイティブの講師が多いです。
とにかく英語は量!第二言語として、まずは子どもに話せるようになって欲しい!
という方ならば、お手頃な値段のオンライン英会話でフィリピン等の講師のレッスンを受講することができます。
私自身、フィリピン講師のレッスンを何度も受けましたが、フィリピン訛りはあるものの、国民性なのか皆さんとてもフレンドリーで話しやすい印象がありました。
お手頃な価格のオンライン英会話でもネイティブ講師が在籍している場合もありますが、やはり人気が集中する為、予約が取りにくい傾向にあります。
一方、
小さいうちは発音も大事にしたい!
という考えの方は、全員ネイティブのオンライン英会話もあります。
我が子は、まず英会話教室に通っており、最近オンライン英会話を始めたのですが、せっかく身についたネイティブのアクセントを崩したくないと考えました。
\ 我が子も受講しているオンライン英会話 /

しかし、ネイティブばかりのオンライン英会話は、その分値段が高いです。
結果的に、英会話教室に通う場合と同様またはそれ以上の値段がかかってしまいます。

オンライン英会話の場合、値段と発音はご家庭の考え方によるのかも。
安いオンライン英会話の場合は経済的にも続けやすいけれど、高いところだとネイティブの発音でレッスンできる‥‥。
悩ましいとことですね。
講師は英会話スクールは固定、オンライン英会話は予約状況による
英会話教室は個人でされているところも多く、ほぼ固定ですね。
そのため講師の質が一定で、出身地や発音のアクセントなどが変わりません。
これは、大きなメリットとして挙げられる一方、デメリットでもあります。
英語は特定の人の発音ばかり聞いていると聞きやすいと感じるけれど、他の人の発音が聞きにくく感じるそうです。

そうは言っても、子どもだしお互い性格や発音も分かっているのは安心感があるけどね。
一方、オンライン英会話は「予約」を取った講師と会話をするので、相性のいい同じ講師の予約ばかりが取れれば良いですが、なかなかそうはいきません。
初めての講師だと性格や間合い、発音などお互いを探りながら会話をしていくようになります。
慣れてくると良いですが、はじめはストレスに感じてしまう場合もあるかもしれませんね。
送迎が不要なのは一番のオンライン英会話のメリット
オンライン英会話の一番のメリットは送迎が不要なことですよね。
天候にも左右されず、時間も有効に使えます。
英会話教室の場合、自分で通うことができれば良いですが、小さいうちは送迎が必要です。
毎週のこととなると、親も大変。
さらに年齢が上がると、子どもの方も他の習い事も忙しくなり、時間に追われる日々。
そんな時、「自宅で好きな時間に英語に触れられる」オンライン英会話はとても魅力的ですし、親も非常に楽です。
我が子が受講している「キャンブリーキッズ」はレッスンの録画収録もしてくれるので、子どもがどのようなレッスンを受けたか、時間がある時に見ることができます。
自分で英語の必要性を意識しだす年齢になると「セルフチェック」ができるのも良いですね。
\ 公式サイトを見てみる /
英会話教室とオンライン英会話のメリット
それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
英会話教室
メリット | デメリット |
---|---|
直接会話できる 友達と一緒に遊びながら学べる 友達からの刺激が得られる 講師が固定なので安心感がある | 送迎が必要 レッスン費用が高め 1レッスン中の個人の発話量が少ない 受講日時が固定している 天候により行きづらい場合がある |
オンライン英会話
メリット | デメリット |
---|---|
送迎が不要 1レッスン中の個人の発話量が多い 沢山の講師と話せる レッスン費用が手頃な場合も多い 好きな時間に受講できる 個人のレベルに合わせてもらえる | 画面越しのみのレッスンの為モチベーションの維持が難しい 講師によりレッスンの質が変わる 講師が変わる度にお互いの間合い等を探るストレスがある 料金が安い場合、ネイティブでない可能性がある |
それぞれに良さがありますが、
どちらにも【前提】があります。
それは、
- 英語が好き
- 講師と相性がいい
ということ。
どれだけ評判のいい教室やオンライン英会話を見つけても、子どもが「英語を好き」でなければ苦痛でしかない時間になりますし、お互い人間なので講師との相性も重要です。

それらを探りながら、親子で「継続」できる場所を見つけよう!
結論:導入は英会話教室、その後はオンライン英会話がおすすめ
自宅で、英語のYOUTUBEやDVDを見せていても、なかなか実用的なアウトプットには繋がりません。
そこで、インプットの英語に興味を持ったあとは、同じような友達と一緒に学ぶ英会話教室に入り、英語に慣れてきたころにオンライン英会話に移行することをおすすめします。
子どもが成長するにつれて、忙しくなってくるので、その頃が移行のタイミングなのではないでしょうか。
これから英語を学ぶお子さんが「楽しく」「継続」できるように願っています。
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました!

